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暮らしやすい家は「間取り」が9割?

2019年08月28日 [塗装・シロアリコラム]

アイネットコープ栃木では、お住いに関する様々なお悩みに対して取り組んでいます。そこで、ここでは建物についての生協スタッフの独り言を書かせて頂きます。
 
今回は、「部屋の間取り」について。新しくお家を建てたり、借りたりする際にも知っておきたい間取りの基本やヒントをご紹介していきましょう。

風通しの良い家にするためには?

最近の住宅は密閉性が高く、昔の日本家屋のように、すきま風が換気代わりになったりはしません。立地条件や気象条件はもちろんですが、実は間取りも、家の風通しに大きな影響を与えているのです。

ポイントは、南北に窓があって、壁や扉で風の通り道が遮られていないこと。

北側は光が入らないから、と窓を作らないと風が抜けていきにくい間取りになってしまうのです。風通しの基本は、南から取り込んで北へ抜くこと。こうすると、東西の窓からも風が引き込まれ、家全体の風通しが良くなるのだそうです。
 
空気は温まると膨張して体積が軽くなり、高い位置へ移動します。なので、北側の高い位置に窓を付けたり、通風孔を作っておくと、空気が流れやすくなりますよ。

窓は多ければ多いほどいい?

とは言え、窓が多すぎる間取りも考え物です。外の景色が見たいから、ということで、窓をたくさん作るのは良いのですが、窓は気温の変化に影響を受けやすく、また音も外に漏れやすい。しかも、窓が多いと家具が置きにくくなるというのが最大のネックです。
 
もちろん、窓を潰して家具を置いても良いのですが、もしリフォームや新築などで家を建てる際には、あまり窓を多くし過ぎるのは考えた方が良いかもしれません

間取りでもう一つ考えたいのは、部屋数問題

限られたスペースにいくつも区切りを入れて小さな部屋を作ると、どうしてもより狭さを感じてしまいます。

例えば同じ50平米のマンションでも、間取りが2LDKと3DKの部屋があった場合、恐らく2LDKの方が広さを感じられるはずです。限られた空間を広く見せるには、できるだけ壁を減らして、視線を通りやすくするとよいでしょう。
 
最近は、普段は折りたたんでおいて1部屋のようにして使い、分けて使いたい時には広げて間仕切りができるアコーディオン式の扉なども増えていますので、こうした建具を使うことも検討してもいいかもしれませんね。
 
もちろん、どうしてもたくさん個室が必要、というケースもありますから、こういう間取りが絶対にいいとは一概には言えません。住まう方のニーズや使い方、好みをきちんと把握して、自分に合ったお住まいを見つけてみてください!

 
 

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