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世界最古の建物(建造物)

2019年02月19日 [塗装・シロアリコラム]

アイネットコープ栃木では、お住いに関する様々なお悩みに対して取り組んでいるので、ここでは建物についての生協スタッフの独り言を書かせて頂きます。
 
さて、今回は「世界最古の建物(建造物)」について調べてみました。
 

世界で一番古い建物について考えてみた

世界最古の石造建造物は、紀元前に誕生

さて。建物としての利用が続くもので、世界最古の石造建造物はローマの「パンテオン」ではないかと言われています。
 
このパンテオン、最初は紀元前(!)25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近であるマルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造されたと言われています。
 
が、この紀元前25年に建てられたと言われているパンテオンは火事で焼失、現存しているものは118年から128年、ローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されたと言われています。再建後は、途切れることなく建物として利用され続けているのだそう。
 
構造は、深さ4.5mの基礎の上部に、直径43.2m の円堂と半球形のドームが載っています。床からドーム頂部までの高さは直径と同じ43.2m。頂上部分にはオクルス(oculus, ラテン語で「目」の意)と呼ばれる、採光のための直径9メートルの開口部があります。
 
しかし、これだけ時間が経ってると、どれだけ柱とか壁とか傷んでるんだろ・・・とか心配になってしまうのは、職業病なのでしょうか(笑)。
 
このパンテオンよりさらに古いのが、「ジェセル王のピラミッド」。紀元前27世紀半ばに、ジェセル王治世下で建造された史上初のピラミッドと言われています。高さ62メートル。後世に建てられたピラミッドとは違い、東西125メートル、南北109メートルの長方形の底面を持っている点も特徴的な建造物です。
 
こちらも他のピラミッドと同様、王家の墓として建造され、建物全体を石造で建設したという点では非常に特徴的な建造物になっています。

木造建築では、日本の建造物が健闘

では、木造の建築物はどうでしょう。
 
ご存知の方も多いかもしれませんが、これは「法隆寺金堂および五重塔」が世界最古ではないか、と言われています。ちなみに「木造の塔」というくくりでも、この五重塔が世界最古と言われています。
 
建設された年は、607年に聖徳太子によって建造されたという説があるのですが、はっきりしていません。また、670年に全焼したという説もあり、現存している建築物は再建されたものというのが定説です。
 
ただ、早くて7世紀初頭の創建、遅くて同紀後半の再建と考えられていて、それに並ぶ木造建造物は今のところなさそう、ということで、世界最古の木造建造物として認められているようです。ちなみに「法隆寺地域の仏教建造物」は、ユネスコの世界遺産(文化遺産)にも指定されています。
 
どうでもいいのですが、「法隆寺」っていう名前のお寺さんはいわゆる奈良の法隆寺以外にもいくつかあるらしいです。しかも、『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べてみると、なぜか北海道内には六つもあるみたいです。面白いですねえ。

 
 

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