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ヤマトシロアリの生き方

2016年06月06日 [塗装・シロアリコラム]

シロアリには様々な種類がいるというお話を以前からしましたが、日本(特に関東地方)では「ヤマトシロアリ」の生息と被害が圧倒的に多いです。
そんなヤマトシロアリ・・・一体どんな生体でしょうか?

ヤマトシロアリは分散型

ヤマトシロアリはイエシロアリと真逆な生き方をしています。イエシロアリは一つの集団(コロニー)を大きくし強くする事で外敵からの身を守っていますが、ヤマトシロアリは一つ一つの集団は大きく持たず分散する事によって種の保存をしております。
 
即ちどこかの集団が死滅しても、他の集団は生き残るという作戦ですね。。。駆除する側としては厄介です。この集団は遠くから来たヤマトシロアリ集団を排他することはなく、時には融合する事もあります。活動範囲はイエシロアリ程ではありませんが、数メートルから数十メートルと言われ、場合によっては数センチという小さな範囲内での行動も確認されています。
 
基本時に条件の良い蟻道が出来ればその周辺で活動し、蟻道を作っても条件が悪かったり破壊されてしまえば他へ移るという事のようです。

ヤマトシロアリは水を運べる?

シロアリの関する様々な著書があり、中にはヤマトシロアリは水を運べないので、行動範囲が限られている(水がない場所にはいけない)という説もありますが、シロアリ被害の現場からの見解は違います。乾燥した天井や梁・桁のヤマトシロアリの被害箇所には湿気が存在しています。
 
よく活動範囲はイエシロアリの方が広いという話もあり、確かにその傾向がありますが、それはヤマトシロアリが水を運べないからではなく、個々の集団が小さく活動範囲が狭いので、、、という見方もできます。このことから、被害の多いヤマトシロアリは湿気対策することは勿論の事、乾燥した部分にも処理をする事が被害を拡大しない要素となってきます。
 
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