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季節外れのシロアリ対策が賢明な理由:冬の間に進めるメリットとは?

2024年11月10日 [塗装・シロアリコラム]

シロアリ対策といえば、春や夏が最適な時期と思われがちですが、実は冬の間の対策が良いことをご存知でしたか?
寒い季節だからこそ得られるメリットがいくつもあり、シロアリの被害を未然に防ぐためにはこの時期を逃す手はありません。

この記事では、冬にシロアリ対策を進めるメリットについて詳しくご紹介します。

はじめに

春先に活発に活動を始めるシロアリ

シロアリは春になると気温の上昇とともに活動を再開します。
特に気温が10度以上になると、巣から出てきて木材を食べ始め、春から夏にかけて繁殖活動を行います。これがシロアリによる被害が急増する原因です。春先になると、シロアリは家の基礎部分や木材に侵入し、巣を拡大していきます。
暖かくなると繁殖活動も活発化し、一度侵入されると被害が広がりやすくなります。

シロアリは冬は何処にいるのか?

シロアリは冬の間どこにいるのだろう?」そんなことを思ったことはありますか?
前述のとおり、シロアリは春先に活発に動き始めますが、冬も実はひっそりと活動しているのです。

シロアリは寒い冬でも完全に活動を停止するわけではなく、地中に巣を作り、地下深くで過ごします。
地下の温度は外気温より安定しているため、シロアリはその環境を利用して寒さをしのぎます。シロアリは非常に寒さに弱いため、温暖な場所に避難することが多く、冬の間は地下で寒さをしのいでいます。
低温に長時間さらされると死んでしまうこともあるようです。

冬の対策で得られるメリット

1.効果的に駆除しやすい

冬はシロアリの活動が鈍くなり、気温が低いために巣の中でじっとしていることが多くなります。
このため、冬に駆除剤を散布すると、シロアリが薬剤に接触しやすくなり、効率よく駆除できます。特に薬剤が広範囲に行き渡ることで、春に活動が再開する前にシロアリの数を減少させることができ、予防効果も期待できます。
また、冬の間はシロアリが巣を移動しないため、薬剤が根気よく効果を発揮し、長期的な抑制が可能となります。

2.被害の発見がしやすい

シロアリの活動が鈍くなる冬は、被害の発見に最適な時期です。
この時期はシロアリの数が少ないため、隠れた部分の被害が見えやすく、点検を通じて早期に発見することができます。
また、冬はシロアリの活動が少ないため、被害が進行しにくく、比較的早い段階で発見できることが多いです。これにより、被害が大きくなる前にしっかりと対策を講じることができます。シロアリによる被害は徐々に進行するため、発見が遅れると深刻なダメージを受けてしまうことがあります。

3.施工の予約が取りやすい

シロアリ対策は春から秋にかけての繁忙期に需要が集中するため、冬は比較的予約が取りやすい時期です。
施工業者のスケジュールも空いていることが多く、すぐに対策を始めることができます。冬はシロアリ対策の依頼が少なくなるため、業者が余裕を持って対応でき、施工日程が柔軟に調整できる点がメリットです。
特にシロアリ駆除は計画的に行うことが重要であり、春先のシロアリ活動が活発化する前に対策を完了させることが理想的です。

まとめ

冬にシロアリ対策を進めることで、効率的に駆除できるだけでなく、被害の早期発見や施工の予約がしやすいなど、さまざまなメリットがあります。
シロアリは冬でも完全に活動を停止するわけではなく、早期に対策を講じることで、春からの繁殖期に備えてしっかりと防止することができます。これからの季節、シロアリに対する備えを早めに行い、大切な建物を守るための第一歩を踏み出しましょう。

シロアリの被害が心配な方は、ぜひ一度お問い合わせください。状況に最適な対策をご提案させていただきます。
冬のうちに対策を行うことで、春に向けて安心して過ごしましょう。

 

 

気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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