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建築家たちの名言

2019年01月23日 [塗装・シロアリコラム]

アイネットコープ栃木では、お住いに関する様々なお悩みに対して取り組んでいるので、ここでは建物についての生協スタッフの独り言を書かせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
さて、今回は世界の建築家たちが残した名言を集めてみました。

世界の建築家たちの名言を集めてみた

人生にも生きる?建築家の良い話

 
「創造とは、逆境の中でこそ見出されるもの」
 
アメリカの建築家、都市計画家であるルイス・カーン氏の言葉。エストニアの孤島に生まれ、アメリカに渡り、建築家として知られるようになったのは晩年近くになってからというルイス・カーン氏。うまくいかないとき、逆風が吹いているときにこそ、創造が生まれるということなのかもしれませんね。
 
「設計図がきれいなら、出来上がりも美しい」
 
国立能楽堂などの設計で知られる、大江宏氏の言葉。「段取り八割」なんてことも言いますが、確かに準備がしっかりなされていて、「こうなる」というビジョンが明確であれば、完成したものも美しく出来上がるのでしょう。
 
「寸法で組まずに木のくせで組め」
 
法隆寺金堂や法輪寺三重塔、薬師寺金堂などの復興や再建を手掛けた宮大工棟梁、西岡常一氏の言葉。ついつい、寸法を決めたらその通りにやりたくなるわけですが、「木のくせ」を見て、それに合わせて組み立てていく。子どもや部下の教育・指導にも生きそうな名言です。
 
「有機的に美しい建築は非実用的ではあり得ない」
 
近代建築の三大巨匠の一人と言われ、旧帝国ホテルの設計なども手掛けたフランク・ロイド・ライト氏の言葉。ただ美しいだけではなく、実用的であること。裏を返せば、実用性を追求していくと、美しさが生まれる。美しいだけで実用性がない建築物では、困りますものね。

アントニオ・ガウディ 二連発

「全ては偉大な自然の営みを学ぶことから生まれる。人間が新たに作ろうとするものも、既にその偉大な営みの中にある」
 
スペインの建築家、アントニオ・ガウディの言葉。「サグラダ・ファミリア」の設計者として有名な彼の創作の原点は自然にあります。私たち人間が作る全てのものは、自然の中にある秩序や仕組みを学び、発見することから生まれるべきだと述べています。
 
「直線は人間のものであり、曲線は神のものである」
 
アントニオ・ガウディの名言をもう一つ。より早く、より短時間に、より便利に、より効率的にと考えていくと、思考が直線的になるのかもしれません。曲線が持つ美しさ、優雅さを思い出す時期が来始めているのかもしれませんね。
 
ガウディは、自然から学ぶことを特に意識していたそうです。だからこそ、自ずと発言にもより自然に近いもの、より有機的なものを目指していったのかもしれませんね。
 
いかがでしたか。建築家たちの名言には、案外日々の仕事や人生にも応用できそうなフレーズがあったのではないでしょうか。
 
やはり大きなものを設計し建築していく皆さんは、考えるスケールも大きい、のか?(笑)

 
 

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