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床下というもう一つの世界
2016年04月06日 [塗装・シロアリコラム]
床下にも生態系が
床下という空間には独特の世界があり、そこにはそこの生態系が存在します。通常の世界との違いは主に太陽光が届かない事だったり、雨が降らない(流れ込んでくる事はありますが)という環境下にあります。
もちろん太陽が当たらないのでほとんどの植物も育ちませんし、その植物を餌としている昆虫や動物もそこで生活する事は出来ませんが、実は床下という空間は風雨が防げ冬は外界より断然暖かいので、昆虫や動物の越冬や出産の場となっています。
太陽光が必要ないカビや床下の土台などに使われる木材は、特定の昆虫の餌にもなりますし、そこに集まった昆虫の死骸などは他の生き物の餌になるという生態系です。
床下の代表的な生き物がシロアリですね。。。
床下はシロアリにとって適度に湿気があり、餌となる木材があり、最近では床下がコンクリートで作られるようになり、これがかえって天敵となる蟻が減り、コンクリートの下部分の湿気は保たれる結果となるので、土中で生活するシロアリにとっては安全性が増したという見方もできます。
しかもシロアリは眼が見えず、隙間を触覚で見つけるとそこに興味を示すので、コンクリートのひび割れや継ぎ目から侵入するという事もありますので、床下がコンクリートだからといって、シロアリの被害が出ないとは限りません!やはり定期的な床下点検を行い、人の目で床下の状況を確認する事が重要になります。
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