外壁はただ塗るだけじゃない

外壁塗装の塗り替えは、基本的には既存の塗膜の上に新たに塗膜を作るという作業になりますが、既存の塗膜の状態が悪く浮いてしまっている等の場合は、既存塗膜を落としてからの作業になることもあります。既存塗膜の上に塗る塗料と、基材の上に直接塗る塗料の性質を見極めることが必要になりますので、ただ単に見た目が綺麗に仕上げるというだけでは機能性という面で満足の得る結果にはなりません。

最近の外壁基材の傾向は？

数年前の住宅金融公庫の統計によると、外壁の基材には以下の材料が使われています。
 
■窯業系サイディング
■吹き付け
■モルタル
■金属系
■ALC
■その他
 
窯業系サイディングと吹き付けで50％以上のシェアになっています。

減少しつつある湿式工法

モルタルは職人さんの技量による所が仕上がりに大きく影響し、後継者問題も絡んで、職人さんの確保が出来難くなっている事や、現場の工期短縮などの要望が強いためこのような湿式工法が少なくなり、乾式工法によるサイディング外壁が増えてきているのが現状です(￣へ￣) ｳｰﾑ
 
次回以降は、各外装材について少しづつご紹介していきますね！

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